
Do something better than nothing〜 小さな鍬を持った開拓者でありたい。
そう心がけている瀬谷祐介さんの歌は詩。
詩のようにいつも聞こえる。
歌と詩の違いは説明はできないけれど
やっぱり詩のように言葉が染み込んでくる。
ギターで弾き語るその言葉は、
日々の暮らしの中で、隙間から見え隠れするふと感じ取った気持ち。
忙しさに紛れていると、隙間に潜むちょっとした瞬間を忘れてしまう。
瀬谷祐介さんは、その隙間からひょいと立ち上るモノをしっかりと視ている。
子供の時から・・・
大人になっても・・・・
その言葉が、繰り返し心にこだまのように届く。
ギターをつま弾きながら語る言葉に共鳴し分かち合う。
見失った自分の記憶。
取りこぼしたモノ。
ポケットにしまいこんで忘れていたこと。
引き出しに染み込んだ思い出。
懐かしく愛おしい。
今日も聴けてよかった。