五人がとらえたレンズの向こう側。
この写真展は、深い思索の旅に誘ってくれるものでした。
この時期にこの作品展をとおして5人の気持ちに寄り添えたことをとても嬉しく幸せに感じています。「我思うに我あり」
ギャラリーの仕事の終盤に近づく私にとっては思い出に残る方々となりました。
遠藤未奈子 「生と死、自己と他者、その境目は何だろうか。」

ミーヨン 「我と汝 I and Thou」

ヤマクラコウジ 「Cogito」
サノミユキ 「私の生まれた南魚沼は山に囲まれた美しい所です。
私は私 そのままの私はこの土地にあります」

吉田和人 「native」「重」
恐れと畏れ。
人の心に祈りが生まれるにはあまりにも近く、遠い。
本来の距離。
その間には、目に見えない、確かに存在する何かがあった。