絹絵作家・土田倖子さんの展覧会。
かな料紙との出会いが
新たな創作の発露となったとのこと。
「箔の技法で描く小さな日本画展」として、
ご自分のテーマを据えられました。


『箔の技法を学ぶ過程で「かな料紙」に出会いました。
若を認めるための金銀をちりばめた美しい紙を「かな料紙」といい
その歴史は平安時代にまで遡ります。
また、俵屋宗達が本阿弥光悦の料紙を作っていた事は有名です。
箔や泥の技法を知るためにいろいろな料紙を制作いたしました。』
書道家・実姉が制作したかな料紙に、和歌を書かれ
コラボレーションした作品も展示。
膠や、料紙を作るときに必要な色、箔、道具などの展示も
興味深いものでした。



また、関連イベントとして
紅茶専門店和カフェ雲母さんが
出張ティーサロンオープンです。
紅茶専門店和カフェ雲母
土田さんの実娘に当たるやこ綾子さんが主宰される紅茶の専門店です。



会期中に、飛び入りでルネッサンスギターを音楽家・白澤亨さんが演奏。
アロマの佐々木愛さんのハンドマッサージ。
いただき善の根来晶子さんの講座が開催。
多くの方々の交流があった展覧会でした。